わたらせ渓谷鐵道と花桃と桜
今日は隣の桐生市から栃木県日光市までを結ぶわたらせ渓谷鐵道(わ鐡)に乗ってきた。
終点・赤城の一つ手前の相老駅で乗り換え。
まずはわ鐡の始発駅、桐生へ向かう。
次の下新田駅を出るとJR両毛線と線路を共用し、渡良瀬川を渡って桐生へ。
終着駅、間藤。
どこか東北地方のような雰囲気もある。
宮脇俊三が「時刻表2万キロ」で国鉄全線完乗を達成した駅でもある。
かつては、間藤より北の足尾本山まで貨物線が伸びていた。
現在ではこの通りの諸行無常である。
かつては炭鉱で栄えた集落にも静寂のみが流れる。
間藤は標高が高いからなのか、雪が少し残っていた。
帰りの列車はレトロな外観のわ89-310形。
出発前にちょうど日光駅へ向かうバスがやってきた。
新旧車両の並び。
トロッコわっしー号。
こうして見ると庭園の中を走る遊具のようにも見える。
駅の周囲はとても華やかだった。
大間々駅の前に展示されているわ鐡の初代車両、わ89-100形。
次に水沼駅へ移動。
ここも花桃と桜が満開でとても華やか。
公園の中の小川を渡るトロッコわたらせ渓谷号。
水沼駅には、温泉が併設されている。
ここは駅の跨線橋を渡るのが温泉への唯一のアクセスという面白い構造をしている。
わ鐡の線路は、バラストが流されて枕木が埋もれ、いい感じになっている。
戻ってきた相老駅にて。